【○○ハラスメント】 咳ハラ(咳ハラスメント)
皆さま、こんにちは。
ハラスメント協議会です🌼
新型コロナウイルの影響で、
家や室内に居る時間が長くなっていますね
外に出て気分転換したいところですが、
不要不急の外出が控えられていたりと、
元通りの生活に戻るにはまだ時間がかかりそうです
しかし、今週から臨時休校になっていた一部の学校で
休校が解除され、久しぶりに学校でお友達に会えて、
お子様たちは喜んでいらっしゃるのでしょうか
今は少し咳をしただけても周囲からの視線を感じるので、
咳やくしゃみをするときはマスクやハンカチなどでおさえて、
気をつけましょう
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さて、本日のブログは
「咳ハラ(咳ハラスメント)」をご紹介したいと思います
皆さま、
「咳ハラ(咳ハラスメント)」という言葉をご存じですか?
咳ハラとは、
自分が咳やくしゃみをしているにもかかわらず、
マスクやハンカチなどでおさえず、
ウイルスなどをまき散らし、
周囲に不快感を与えたり、
病気をうつしたりすることをいいます。
また、咳やくしゃみを手の平で受け、
汚れた手のまま共有物を触ったりすることも
咳ハラに該当する可能性があります
咳ハラは、
配慮とエチケットをきちんとできていれば
防ぐことができるハラスメントですね
ここで、咳ハラの事例を1つご紹介します
●咳をしているのにマスクをしない上司
ある日、Aさんの近くに座っていた上司Bは、
ずっと咳をしているにもかかわらずマスクをしていませんでした。
Aさんを含め、周囲の人も上司Bの咳が気になりましたが、
相手が上司なためなかなか注意できずにいました。
上司Bの咳は何日も続き、
やがて上司Bの前に座っていたCさんが風邪で会社を休み、
次の日にはAさんも風邪で会社を休んでしまいました。
CさんやAさんの風邪が上司Bの咳が原因だとは断定できませんが、
職場の人たちは上司Bの風邪がうつったと思ったそうです。
数日後、Aさんが職場に復帰すると、
上司Bはまだマスクをせず咳をしていました。
会社からは「咳やくしゃみをしている人はマスクをしてください」と
通達されていましたが、
上司Bは”自分には関係がない”と言わんばかりに
マスクを付ける様子は一切ありませんでした。
Aさんは不衛生で不愉快な上、注意できないもどかしさから、
怒りが込み上げたそうですが、
結局上司には何も言えず我慢するしかなかったようです。
上司Bはなぜマスクをつけなかったのでしょうか?
「マスクを着けていると息苦しくなるから嫌だ。」
「マスクを着けていると耳が痛くなる。」
「たぶん喘息の咳だからうつらないよ。」
といった理由で、
何も対策をしない人が稀にいるようですが、
自分のことしか考えていないのはダメですね。
上司Bは周囲へ配慮ができていないといえます。
電車やバスなどの公共交通機関に乗るときや、
職場や学校、映画館など人が集まる場所では、
周囲の人を不快な気持ちにさせないよう、
配慮を忘れずにいましょう
また、正しい「咳エチケット」を
知っておくことも重要です!
厚生労働省では正しい「咳エチケット」について
ポスターやHP、SNSなどで情報を発信しています
『進撃の巨人』とコラボした啓発ポスターは印象に残りますね
厚生労働省のHPでは間違った咳エチケットと
正しい咳エチケットをイラストでわかりやすく紹介してくれています
よくやりがちな
”咳やくしゃみを手でおさえる”というのは
正しい咳エチケットではありません
咳などを手で受け、
ウイルスが手の平に付着したままドアノブなどをさわると
周囲のものにウイルスが付着し、
他の人に病気をうつす可能性があります。
咳やくしゃみをするときは、マスクやハンカチなどでおさえましょう!
今は新型コロナウイルスの影響で例年より、
人々が咳に敏感になっているように感じます。
「咳ハラだ!」と言われないためにも、
周囲への配慮と正しいエチケットで、
自分も周囲の人も健康で気持ちよく過ごせるようにしたいですね