~ハラスメント協議会BLOG~

特定非営利活動法人ハラスメント協議会がハラスメントの基礎知識や事例などをご紹介するブログです☆

【セクハラ】 基礎知識

皆さま、こんにちは。

ハラスメント協議会でございます🌼

 

昨日から3月が始まり、

2019年度も残りあと1か月ですねクローバー

4月1日から気持ちよく新年度のスタートをきれるよう、

3月中に今年度の振り返りや反省点のまとめ、

整理整頓などをしておきたいですねおねがい

 

さて、本日からはセクハラ基礎知識として、

セクシャルハラスメントについてご紹介します!

 

セクシャルハラスメント、略してセクハラは、

「性的嫌がらせ」

または

「相手の望まない性的言動すべて」を指します。

 

セクハラは、

そうでないものと境界線がとても分かりにくいというのが問題点です。

「セクハラしているつもりはなかった」

知らない間に加害者になっていたという場合がありますガーン

 

そんなことにならないよう、

セクハラについて最低限の知識を身に着けておくのが大切ですね。

 

セクハラは大きく分けて、

「対価型」「環境型」の2つに分けられることができます。

さらに環境型には、

「視覚型」

「発言型」

「身体接触型」

の3つの種類が含まれます。

 

●対価型

職場の地位や役職を利用し、解雇、降格、減給などの不利益を与えるケース

例)昇進や待遇を条件に性的な服従を要求する

 

●環境型

就業環境を不快にさせ、就業する上で見過ごせない程度に支障が生じるケース

 

・視覚型

例)卑猥なポスターを貼る、性的魅力をアピールする服装や振る舞い

 

・発言型

例)性的冗談を繰り返し言う、私生活上の秘密の噂を意図的に流す

 

・身体接触

例)胸やお尻を触る、不用意に触る

 

セクハラには大きく対価型と環境型に分類できます。

 

「セクハラしているつもりはなかった」と

知らない間に加害者になっていたということがあるように、

セクハラだと判断する基準には個人差があります。

勝手な憶測や思い込みは危険ですドンッ

 

通常(一般通常人としての女性または男性)の感じ方が

判断の基準となりますが、

被害者個人の感じ方によってそれは変わってきます。

 

一般的という概念もあいまいで、

同じ行為をされても相手によって感じ方に違いがあるというのも事実です。

 

【判断するときの注意点】

行為を受けた本人が不快を感じれば、

それはセクハラと判断される可能性があるので、

次のような注意が必要です。

 

・親しさを表すつもりの言動であったとしても、

 本人の意図とは関係なく相手を不快にさせてしまうことがある

 

・不快に感じるか否かには個人差がある

 

・この程度のことならば相手も許してくれるだろうと勝手な憶測をしない

 

・相手とは良好な人間関係ができていると勝手な思い込みをしない

 

知らぬ間にセクハラ加害者になってしまわないよう、

思い込みや過信、言葉選び、行動には十分気を付けましょう。

 

本日も最後まで読んでいただき、

ありがとうございました。

 

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