~ハラスメント協議会BLOG~

特定非営利活動法人ハラスメント協議会がハラスメントの基礎知識や事例などをご紹介するブログです☆

【モラハラ】 家庭で起きるモラルハラスメント

皆さま、こんにちは。

ハラスメント協議会でございます🌼

 

前回は予定を変更してパワハラの事例をご紹介しましたが、

本日は予定通り家庭で起きるモラハラについて、

さらに加えて

モラハラ被害に遭ったときにやっておくと良いこと

ご紹介したいと思います目

 

 

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職場で起こるモラルハラスメントをご紹介しましたが、
モラハラは夫婦や恋人同士などの間柄でも起こる可能性があります。
 
モラハラに該当する可能性がある行動や行為
・妻(夫)をとことんさげすむ
・暴言をはく(暴力はふるわない)
・相手を認めない
・嘘を平気でつく
・自分の間違いを認めない
・妻(夫)を必要以上に束縛する
・子どもに妻(夫)の悪口を吹き込んで洗脳する
・細かい
・欲が深い
などが挙げられるでしょう。
 
精神的DV(ドメスティックバイオレンスとも似ているように思われますが、
モラハラと精神的DVには、被害者を罵倒するときの主語に違いがあります
 
モラハラの場合は、
「世間一般の常識で考えて、お前はおかしい(間違っている)」など
「世間」や「常識」といった言葉を使い、
”圧倒的多数対1人”という構図を作って罵倒します。
 
対して、精神的DVの場合は、
「俺は(私は)お前がおかしい(間違っている)と言っているんだ!」など
加害者(自分)からみて被害者(相手)がおかしいと、
”1人対1人”の構図で相手を罵倒します。
 
モラハラと精神的DVに違いはありますが、
どちらも被害者の心に大きな傷を負わせる行為ですので、
許されませんねドクロ
 
 
では、もしもモラハラ被害に遭ってしまった場合、
何をすれば良いのでしょうか?あせる
三者機関などに被害を相談したとき、
確実にスムーズに動いてもらえるよう
証拠を残しておくが大切ですねひらめき電球
 
 
1.録音データを残す
モラハラの直接的な証拠として録音データが役に立ちます。
特に「暴言型」のモラハラの場合は有効な証拠となるでしょう。
・暴言をはく
・延々と説教される
・相手がこちらの名誉を毀損するような言動をとる
などの場合は、ICレコーダーなどで録音しておくとよいでしょう。
 
 
2.メールやLINE、SNSなどのデータを残す
モラハラをする人は、外面は良いが、妻(夫)などへのメールやLINEでは、
暴言や束縛の内容を平気で送ってくることがあります。
スクリーンショットを撮ったり、バックアップをとったりして、
保存しておくとよいでしょう。
また、SNS上に悪口や嫌味を書くようなモラハラもあります。
書き込みは簡単に削除することもできるので、
書き込みがあるうちにその画面を撮影する、またはスクリーンショットするなどして
書き込みがあった証拠を残しておきましょう。
 
 
3.相手から渡された書類やメモを残しておく
モラハラをする人は、相手に高圧的な内容や束縛するような内容のメモを
渡したりすることがあります。
例えば、1日の行動内容をびっしりと決めた予定表を渡されたり、
嫌味の言葉が書かれたメモを渡すことがあります。
「不快だな」、「異常だな」と感じるメモや書類は、
捨てずに残しておきましょう。
 
 
4.日記をつける
モラハラの証拠を残すには、日記や手帳に被害内容を書き残すこともよいでしょう。
自分で書き残した内容は簡単に捏造することができるため、
証拠にはならないと思われがちですが、
日記にその日受けた被害内容が詳細に書かれており、
それが毎日継続されて書かれていた場合は、
捏造するのは困難と判断し、有効な証拠になる可能性があります。
受けた被害を思い出すのは辛いかもしれませんが、
ハッキリと覚えているうちに細かく書き残しておきましょう。
 
5.病院に行く
モラハラ行為を受け、精神的に追い詰められると、
うつ状態などの精神症状が出ることがあります。
うつ状態が続くと最悪の場合、自殺に繋がる可能性もあり危険です。
心療内科や精神科などを受診し、診断書を書いてもらうとよいでしょう。
 
 
夫婦間や職場など、
モラハラはとても身近なところで起こるハラスメントです。
 
職場内でモラハラを受けたときは、
社内の相談窓口都道府県の労働局などに相談するとよいでしょう。
 
家庭内でモラハラを受けたときは、
弁護士に相談する方法があります。
必要があれば離婚という道を選んだほうが早期解決に繋がるでしょう。
離婚まで求めていなくても、
弁護士に相談し、ケースに応じた適切な判断を仰ぐのがよいでしょう。
 
モラハラは放置、我慢し続けると
被害者の精神をどんどん追い詰めていきます。
早い段階から証拠を集め、
相談窓口や弁護士などに相談することをおすすめします。
 
 
本日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました!おねがい
 

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